【ゼビウス】ゲームセンターでみんなが夢中になった本気で綺麗な画像のゲーム
ゼビウスとは?本気で綺麗な画像のシューティング
ゼビウスとは、1983年、筆者が中学1年生の時に登場した縦スクロール・シューティングゲーム。
地面が縦にずっとスクロールしていく中、空中からの敵と地上にある敵を破壊しながら進んでいきます。
自機ソルバルウで空中を飛んでくる敵をザッパーという弾で撃ち落とし、地上から弾を発射してくる敵には標準で狙いをつけてブラスターという爆弾を落として破壊していきます。
敵や敵の弾に当たれば自機をひとつ失い、最初3機ある自機がすべて無くなればゲームオーバー。
筆者の記憶では、空中、地上に別れた敵を2種類の武器で破壊していくのはこのゲームが初めてでした。
ゼビウスのグラフィックは
出典:Aapplib Gamesより引用
グラフィックはこれまでにない綺麗さでした。
森や川は立体的に緑色や青で描写され、敵はモノトーンでほぼグレーでメタリック感あふれる立体的な描写。
地上物を破壊したあとの残り火などもリアルでした。
とにかく"立体感にこだわった”画面作りがされていました。
ゼビウスの敵、ラスボス
出典:噂のニュース速報 より引用
大抵の敵は破壊できるのですが、バキュラと呼ばれるクルクル回る板は破壊できず、触れないように逃げ回らなければなりませんでした。ザッパーを256発当てると破壊できる、というデマも流れていました。
最後にラスボスであるアンドアジェネシスが出現。現在のゲームのラスボスはたいてい巨大ですが、このゲームが初めて巨大なラスボスが出現するゲームだったと思います。4か所から弾を発射してくる。それら4か所ををブラスターで狙い打ちすればアンドアジェネシスは破壊され、面クリアとなります。
どの弾もほぼ正確に自機の近辺を狙ってくるので、弾を近くに集めておいて自機を右まわり、または左まわりして、弾の集団を避けるのが常とう手段でした。
この弾のよけ方は、その後のシューティングゲームでは基礎のよけ方になっていきました。
面が進むごとに難しくなり、全16面までありました。
ゼビウスの隠れキャラ スペシャルフラッグ
これもこのゲームが初めてでしょう、隠れキャラがありました。
ある面(1面目も)のとある横帯状のゾーンにブラスターを打ちまくると、スペシャルフラッグが出現します。
それを取ると自機が1機増えました。
この隠れキャラシステムも、スーパーマリオなどいろんなゲームにマネされました。
ゼビウスは大人気でいろんな機種へ移植されました
●パソコンテレビX1
このゲームは名作だけあって、数々の家庭用ゲーム機に移植されました。
・パソコンテレビX1
・ファミコン
・FM-7
・アップルⅡ
・PC-8001mkⅡ
・PC-8801
・PC-9801
・MZ-2500
・X68000
・プレステ
・DS
・Wii
・ほかスマホなどなど
X1かファミコンだったか忘れましたが、ラスボスが出現した時に負荷が多すぎて処理ができなかったのでしょう。
地面のスクロールが止まってしまっていたのを覚えています。
おじさんたちが熱中したゲームですが、目にしたことはありますか?
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