「任天堂ゲームウォッチ」小学生みんなが夢中になった!
任天堂ゲームウォッチの出現
そのころ、ぼくはたしか小学3年生でした。
そのころ、ニンテンドーは、ニンテンドーではなく、任天堂でした。
世界レベルではなく、日本の娯楽メーカーでした。
ゲームといえば将棋、トランプ、億万長者ゲーム、人生ゲームのようなボードゲームでした。
出典:タカラトミー 人生ゲーム (2016年ver.) より引用
40年近く昔。
おもちゃ屋に任天堂の商品がならんでいましたが、トランプや麻雀牌を作っている会社だとばかり思っていました。
そして、これまでにない画期的なものが販売開始。
白黒液晶で小さい画面にボタンが何個かついた現代ではプアーな感じでしたが、飽きないデザインとゲーム性で大ヒットしました。
小学生の間でもブームになり、持っていないと仲間外れに。
親におねだりし、4種のゲームウォッチの1つ「ファイア」を買ってもらいました。
●ファイア
もう、夢中になりました。
親父に渡すと、親父も夢中になっていました。
「ゲーム大会」
「ゲーム大会」というのが、よく学級内で行われました。
しかしそれは大会でもなんでもなく、各自持っているゲーム機を持ってだれか友人の家に集合し、点数を争うだとか何かを争うとかそんなことはまったくなく、「友達が持ってきたゲーム」をただやりまくるという大会。
これは、毎週のように行われました。
駄菓子屋
そのころ、駄菓子屋も小学生のたまり場になっていました。
駄菓子やにはプラモ(デル)やマブチモーターなど工作系のオモチャのほかに、駄菓子も売っていました。
1円で買えるチョコもあったり。
割りばし付きの水あめが20円。
チロルチョコは3つ引っ付いて並んでいて、30円。
その頃のベービースターラーメンはパッケージもキャラクターも違い、20円でした。
出典:NAVERまとめ
ベイちゃんからバトンタッチ!ベビースター新3代目キャラはこいつだ!より引用
ベビースターを模した偽物は10円。
バクチクもありました。
BB弾が発射される鉄砲もありました。
投げつけると火薬で破裂する小さな玉も売っていました。
当時の駄菓子屋は危険なものいっぱい。
ゲーム機
ファミコンがまだ登場する前、各ゲームメーカーが競って個人用ゲーム機を売り出し始めました。
ぼくは本物のアーケード版ドンキーコングが大好きでした。
出典:wowGame より引用
なので、マルチ画面の「ドンキーコング」も買ってもらいました。
飽きたら友達に貸し、または友達に借りて、ゲームばかり。
40年近く前の小学生の勉強なんかは簡単で家で勉強しなくてもついていけました。
まさか世界のニンテンドーになるとは、その時はまったく思いもしなかったです。
任天堂ゲームウォッチの種類
第1段作が1980年に発売されました。
5800円でした。
●ボール
1.ボール
2.ファイア
3.バーミン
4.フラッグマン
5.ジャッジ
●フラッグマン
第1段は白黒です。
次はゴールドシリーズといって金色で、カラーの背景が付きます。
●マンホール
6.ライオン
7.マンホール
8.ヘルメット
画面を約1.7倍に大きくしたワイドスクリーン
9.パラシュート
10.シェフ
11.ポパイ
12.オクトパス
13.ミッキーマウス
14.ファイアアタック
15.ファイア
16.タートルブリッジ
17.エッグ
18.スヌーピーテニス
カラー液晶のテーブルトップとパノラマスクリーン
4色のカラーで疑似カラー画面にしたスーパーカラー
などが出ていたようです。
キレイなものは、いまやヤフオクで25,000円などで販売されています。
ずっと持っとけばよかった・・・・・・
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