懐かしのスーパーカー消しゴム。机の上はサーキット!
スーパーカー消しゴムとは
トップバッターはスーパーカー消しゴム。
キン肉マン消しゴムと「消しても消えない消しゴム」として2大勢力を争った消えない消しゴム。
このスーパーカー消しゴムでノートの字を消そうとすると、鉛筆の黒鉛が伸びるわ、消しゴムが黒くなってその汚れがノートについてさらに黒くなるわで、消しゴムとしてはまったく役に立たない代物でした。
スーパーカー消しゴムが流行ったのが確か小学1年生、昭和51年ごろ。
出典:NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20150204_301215.html より引用
その前に、マンガ「サーキットの狼」とともに日本にスーパーカーブームが起こりました。
スーパーカーの筆頭は、今でも有名なカウンタックLP400やLP500。
現在でも通じるカッコよさ。
出典:Wikipediaより引用
エンジン:455psを発生する5.2リッターV12(LP500)
最高速度:300km
そしてフェラーリ。
ボンネットや後ろのエンジンカバーの開き方が日本車と反対(ちょうつがいがバンパー側にある)のが衝撃的でした。
【フェラーリ 365BB】
出典:BODY SHOP MAX CRAFT より引用
エンジン:380psを発生する4.4リッターV12
最高速度:302km
スーパーカー消しゴムでどうやって遊ぶの?
とりあえず、ノック式のボールペンが要ります。
定番は、学校の机の上の真ん中に教科書や筆箱を置き、四角いサーキットを作ります。
スタート地点に各自のスーパーカーを並べ、ノック式ポールペンの後ろ側をスーパーカーにあて、ボールペンのボタンを押すとバネの力で車が進んでいく、というか飛んでいく、という感じです。
出典:GAZOOサイト
https://gazoo.com/article/meisha_supercar/160427.html より引用
エンジン:385psを発生する3.9リッターV12(P400SV)
最高速度:285km
で、早く何週かした人が勝ち。
応用で、教科書を複雑に置いてコースを複雑にしたり、廊下の端から端までゼロヨンをしたりしましたが、とにかくボールペンのバネが強い人が勝てるという理不尽な遊びでした。
出典:Wikipediaより引用
エンジン:290psを発生する2.4リッターV6
これら写真の車は、みなスーパーカー消しゴムになっていました。
スーパーカーより安い!スーパーカー消しゴム
スーパーカーと違い、スーパーカー消しゴム1個10円か20円でした。
巨大版も売っていました。
普通版の5倍くらいの大きさで、ディティールが通常版よりさらに細かくなっていました。
ベストカーWEBサイトより引用
エンジン:150psを発生する2リッター直列6気筒
最高速度:220km
小さいですが、特徴をよくとらえてますね。
出典:Amazon.co.jpより引用
先生は「おもちゃだ!」というが生徒は「消しゴムだ!」というスーパーカー消しゴム論争が各地で起こったようです。
筆者が小学1年生のころ、よく学校で遊んだおもちゃでした。
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