初代【機動戦士ガンダム】プラモデルに夢中になる小学生たちの話
【機動戦士ガンダム】プラモデルに夢中になった世代の話
機動戦士ガンダムとは?
出典:機動戦士ガンダム公式サイト より引用
数あるガンダムシリーズの中で一番最初、1979年にテレビ放送された最初のガンダムです。
筆者が小学3年生か4年生の頃、テレビ放映が始まりました。それまでの子供向け戦闘モノといえば、仮面ライダーやウルトラマンのように1話限りの悪者が出てきて、主人公がやっつけて終わり。または、タイムボカンシリーズのようにドロンジョ率いる悪の3人組が出てきて、正義のヒーローがそいつらを懲らしめて30分が終わり、とにかく1話完結。
そういったヒーローものがほとんどだったのですが、機動戦士ガンダムは違いました。
話がずっと続いていくドラマ仕立てのアニメになっていたのです。
機動戦士ガンダムのアニメはどうだったの?
出典:機動戦士ガンダム公式サイト より引用
ガンダムは初期型で型番はRX-78。ホワイトベースという基地に、ボール、ジムというちょっと弱い兵器に、わりと強いガンキャノン、ガンタンクというモビルスーツが配備されていました。
ガンタンクは途中敵にやられて、乗組員が死にます。味方が死ぬ、という事態もこれまでのアニメにはありませんでした。
出典:機動戦士ガンダム公式サイト より引用
戦争を背景にしたアニメです。
地球連邦軍とジオン軍の紛争に巻き込まれていく主人公アムロ・レイ。
モビルスーツ・ザクに襲われる宇宙ステーション・スペースコロニー。アムロは偶然見つけた操作マニュアルを見ながらモビルスーツ・ガンダムを操縦しザクを破壊・・・・・・
とにかく戦争、兵器、主人公の成長というこれまでになかったテーマに、小学生はドハマリし、学校の大休憩はガンダムごっこ、ほうきがビームサーベルとなりRX-78ガンダム対3連ドムとかやってました。
アニメは30分放送のうち、戦闘シーンは1回か2回、あとはずっとドラマだったと思います。シャア・アズナブルという強敵が現われ、シャアやアムロを含むある人物だけが、人間の通常の能力を超えた「ニュータイプ」と呼ばれる新人類に進化していきます。
シャア専用ザクのスピードはなぜかノーマルザクの3倍速い。
ならどうしてノーマルザクも速くできなかったのか、といいたい。
シャア専用ズゴック、シャア専用ゲルググなどもあり、色は必ず目立つピンクでした。戦争なのに。
出典:機動戦士ガンダム公式サイト より引用
ガンダムシリーズの続編は、アニメのキャラクターが今風のタッチになってしまい、見る気がしなくなり、結局見なかったです。
機動戦士ガンダムのプラモデル
出典:Amazon.co.jpより引用
当然、おもちゃ屋で大売れしたのがガンダムのプラモデル、通称ガンプラ。
店のショーケースには、完成度の高いガンプラ、「戦闘後で何か所かに傷ができた」ようなズゴックとかが「学校名・何年生・名前」の札と共に展示されていました。
(当時は名前出しに厳しくなかった)
当然、小学生だった筆者も友達もガンプラ作りに夢中になっていきました。
ガンダム、ドム、ゴックなどを作った覚えがあります。
出典:Amazon.co.jpより引用
当時はプラモデルの本が売っており
「ドムのプラモデルは胸の部分の膨らみがアニメと違う。パテでもっと盛り上げるべき」
などと書いてあれば、その通りにパテで盛って色付け。
「ゴックは本来、手のひらがカバーに隠れるべきなのに、プラモデルはそこまで曲がらない。こう改造すべきた」
と読めばその通りに改造する。
おもちゃ屋にはセメダインやプラモ用の接着剤、筆、プラカラーが100色くらい売っていたと思います。
機動戦士ガンダムの放映が終わると
機動戦士ガンダムの放映が終了したのですが、ガンダムそのものは、Zガンダムとかそんな感じに続いてました。
小学生の興味は「少年ジャンプ」へと移っていきました。
例えば
Dr.スランプ アラレちゃん
出典:Amazon.co.jpより引用
「んちゃ!」「おはこんばんちは」などがブームになりました。
すでにアラレちゃんでブレイクしてたのですが、次作のドラゴンボールで世界的に有名になりましたね。
宇宙海賊コブラ
寺沢武一氏の人気漫画で、30年数年経ったいまでも続いています。
少年誌なのにアメコミのように胸やお尻があらわなナイスバディのオネーサマがたくさん出てきて、小学生には刺激的でした。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
出典:Amazon.co.jpより引用
通称「こち亀」は30年以上前のこのころからすでにあったです。
40年越したハズです。
漫画のキャラクターの線が後半よりずっと太く、両津勘吉はもっと破天荒で大暴れしてました。
そんな小学生時代を過ごしましたが、みなさんはいかがでしたか?
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